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北区のランチ特集
今日ご紹介するのは、北赤羽駅赤羽口から徒歩2分。国道447号線沿い、浮間橋手前に隠れたようにある「喫茶店 かくれんぼ」です。
まず目に入ったのは大きな蔵戸。こちらの戸は実際に使われておらず、古民家のような雰囲気を残しつつお年寄りが開きやすいよう別のドアを設けてあります。
中に入ると大きな梁が目に入ります。なぜこのような作りなのか？
実は、前のオーナー（家主）さんがお好み焼き屋さんを営んでいてお店をやめた時に、開業場所を探していた今のマスターが借りたそうです。
マスターは上野の某大手洋食店で30年働いて、今年の6月ようやく独立の夢を叶えることができたそう。
日替わりランチセット／赤魚のトマトポトフ（900円）
オーダーしたのは、日替わりランチの3品。赤魚のトマトポトフ（900円）はエビのような魚介のだしがしっかりしていて野菜に味が染みています。
カレイの香草焼き（900円）は魚の旨味とパリッとした皮の食感、下に敷かれた大根と一緒に食べることで、また違う美味しさに。
ローストビーフ丼（1,200円）もお肉がレア過ぎず、味がしっかりついていて、ごはんが進みます。トッピングされたサラダセロリが味のニュアンスを変えてくれます。
どれも普通の定食屋には出て来ないようなメニューばかり。
フランスの家庭料理のようです。
カレイの香草焼き（900円）
ローストビーフ丼（1,200円）
ランチは一人でお店をやりくりしている中、毎日メニューを変えているそうです。ご紹介したメニューに加えカレーうどん（600円）や鶏ネギ丼（550円）などの和定食。サンドイッチ（300円～）などの軽食にスイーツなど幅広いメニュー。
中でも、デザート職人だっただけありスイーツのレベルの高さは折り紙付きです。訪れた日には、12月からクリスマススイーツのプレートを始めるため、試行錯誤されていました。
お客様にお願いされるとついメニューにない料理も（材料さえあれば）作ってしまうという、料理の腕も人の好さも、ただの喫茶店マスターではありません。店名の由来も立地にかけた（隠れたところにある）という理由と「子供からお年寄りまで誰にでも親しまれる遊び」をイメージしたそうで、暖かい店の雰囲気を表していますね。普通の定食に飽きてしまった方に是非オススメです。
かくれんぼ
住所 東京都北区赤羽北2-24-20
アクセス JR北赤羽駅赤羽口より徒歩2分
営業時間 平日 11:00～17:00
土日祝日 11:00～20:00
夜は要予約で17:00～22:00
定休日 無し
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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