まいぷれ編集部  さん

まいぷれ編集部  さん

2009/05/13 17:21:52
全てに公開 コメント数(0)

旧古河庭園内にある洋館は、古河財閥3代当主虎之助が1917(大正6)年に建てたもので、住まいの場・賓客を接待するおもてなしの場として使用されてきました。その設計に当たったのは、「日本近代建築の父」と呼ばれる英国人建築家ジョサイア・コンドルで、90年以上経過した現在でも、美しい姿で多くの人々を魅了しています。
この美しい洋館で、「日本人の住まい・暮らし・美意識」をキーワードにした連続型の講演会「Salon de Rose 2009」を開催いたします。講演会に加え、館内のガイドツアーとティータイムをご用意いたします。
「Salon de Rose 2009」の記念すべき第1回講演会は、山本三千子氏(室礼三千主宰)による「しつ室らい礼～年中行事にみる日本人の心と美しい形～」です。旧古河庭園洋館の重厚な空間の中で、日本人が伝え続けてきた「美しい形」をぜひ体感してください。なお、次回は9月に開催予定です。

古来より日本では、お正月、お月見、お盆など様々な行事が行われています。たとえば「お正月」には鏡餅を供え、新しい年の歳神や先祖をお迎えし、「お盆」には故人の好物を用意し御霊を家にお迎えします。自然と共生をしてきた先人は、様々な物に思いを寄せて心をの陳べて来たと言えます。「室礼」とは、こうした一年の節目に、また人生の節目に“季節を盛る"“言葉を盛る"“心を盛る"ことを言います。それは、先人や客人を招き、感謝の心を供することを表します。

「室礼」という言葉は、日本で生まれたものです。古くは、源氏物語にも「しつらひ」と表わされ、たびたび登場します。平安の寝殿造から、鎌倉・室町の書院造、江戸、明治、大正、昭和と、住まいの変化とともに育まれ受け継がれてきた「日本人の心と美しい形」。マンションを始め現代は、住まいのありようも様々です。その多様な住まいの中での心と道具のかかわり、美しい形のあり方を、伝統の世界から探ってみたいと思います。

講 師 山本三千子氏(室礼三千主宰)

[開催日]
2009/7/20
【Aコース】
10時15分～ :受付
10時30分～11時30分:洋館ガイドツアー
11時30分～12時 :ティータイム
13時 ～14時30分:講演会

【Bコース】
12時45分～ :受付
13時～14時30分:講演会
14時30分～15時 :ティータイム
15時～16時 :洋館ガイドツアー

※コースの別については、事務局で決定させていただき、申込返信時にご連絡いたします。
※各コースとも、講演時間を短縮する場合があります。

[場所]
旧古河庭園 洋館
(北区西ヶ原1-27-39 電話:03-3910-0394)
【交通】:JR京浜東北線「上中里」下車 徒歩7分
東京メトロ南北線「西ヶ原」下車 徒歩7分
JR山手線「駒込」下車 徒歩12分

[定員]
各コース30名

[参加費]
1,500円(入園料別途)
※この事業は、都立公園サポーター基金によって運営を行っています。参加費には、お飲み物代、洋館ガイド代の他、一部サポーター基金への寄附が含まれます。

[入園料]
一般 150円 65歳以上 70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

[申込み方法]
【往復はがきの場合】
往復はがきに、
1.第1回「室礼」
2.氏名(参加者複数の場合は、全員の氏名)
3.郵便番号・住所(代表者)
4.電話番号(代表者)
5.返信用の住所欄に返信先(代表者)の住所・氏名をお書きの上、下記のあて先にお申込みください。
※はがき1枚で3名様まで有効。

お申込み先 〒160-0021
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 東京都健康プラザ「ハイジア」10階
(財)東京都公園協会 事業推進第二課「旧古河庭園講演会」係 宛


【メールの場合】
1.第1回「室礼」
2.氏名(参加者複数の場合は全員の氏名)
3.郵便番号・住所(代表者)、
4.電話番号(代表者)をお書きの上、下記メールアドレスにメールをお送りください。
※1回のメールにつき、3名様まで有効。
※メールの件名に「第1回室礼申込」とお書きください。

お申込み先 メールアドレス:2teien-kouza@tokyo-park.or.jp

イベント情報掲載中！

• ツイート
•