北区の神社まとめ
北区にある神社を巡ります。随時更新中
「王子」の由来になった神社です。
御祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、速玉之男命(はやたまのおのみこと)、事解之男命(ことさかのおのみこと)の五柱を祭っており総称して「王子大神」と呼ばれています。
創建は源義家の奥州征伐の折、当社の社頭にて慰霊祈願を行い、甲冑を納めた故事も伝えられ、古くから聖地として崇められていたといわれています。その後、元亨2年(1322年)、領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えして、改めて「若一王子宮」と奉斉し、熊野にならって景観を整え、この地は王子という地名となりました。(王子神社公式サイト参照)
王子神社境内にある関神社は毛塚とも呼ばれており、全国でも珍しい「髪の祖神」
百人一首で知られる蝉丸法師をまつった神社です。
蝉丸法師は、日本で初めてカツラを考案した人物とされており、カツラや床山、
理美容業界に関わる人々から信仰されています。
落語「王子の狐」の舞台となっている神社で境内のいたるところに
狐の石像があります
ご由緒は康平年中に征夷大将軍、源頼義により「関東稲荷総司」の称号を頂く。小田原北条氏についで、徳川将軍家代々の祈願所と定められてきた。
現在の御社殿は十一代将軍家斉公により新規寄進されたもの(東京都神社庁参照)
王子稲荷神社境内にある弁天様。
御石様には、持ち上げたときに重く感じるか軽く感じるかで願い事が成就するか否かを占う「おもかる石」があり、さらに上に上がると神使として大切にされていた狐の住処の跡があり、霊気を感じる雰囲気があります。
「誉田別命(ほんだわけのみこと、応神天皇)」「帯中津日子命(たらしなかつひのみこと)」「息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)」の親子三神を祀っている神社。特に誉田別命は武運の神として有名で、スポーツや試験など勝負ごとの祈願に訪れる人が多い。
境内の下を東北・上越新幹線が通るという不思議な立地で鉄道ファンにも人気の神社です。
近年は絵柄の8を横にしたものが∞に見えることから近年は人気アイドルグループ関ジャニ∞のファン(通称:エイター)がチケットの当選祈願に訪れるようになったことで「エイト神社」と話題となり絵馬だけでなく月1で変わる御朱印も人気で何度も足しげく通うファンも多い。
エイターと呼ばれるファンの方々が書いた絵馬がズラり。
赤羽八幡神社境内にある小峯神社は因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)に出てくる縁結びの神様である大国主神社を祀っている神社です。その姿は大きな袋を背負って打出の小槌を持った姿大黒様としても知られています。男女の縁を結ぶだけでなくありとあらゆる幸福を結びます。参拝の作法は二礼四拍手一礼、神拝詞(となえことば)は「幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま) 守給(まもりたまえ) 幸給(さきわえたまえ)」。この神拝詞を念じることで大きなご縁を授かります。
赤羽八幡神社境内にある小峯神社の社
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の石像
赤羽と十条の間にある香取神社の境内には「力石」が7個奉納されており軽いものでは71kg重いものでは206kgあります。
創建時期は不明ですが、伝説によれば奥殿の中に安置されている朱塗りの本殿は、かつて上野東照宮の内陣だった物で、三代将軍家光が霊夢を見たことにより慶安3年(1650)に稲付村に移築したものといわれています。
江戸時代には日光御成道の宿場町の鎮守だった岩淵八雲神社。当時は「牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)」として「てんのうさま」と親しまれていたものの「てんのう」を神社に使うことを禁止され、現在の岩淵八雲神社となった。神仏分離以前の別当時は正光寺で本殿には岩淵町存続の碑があり、岩淵町の歴史を感じることができます。
応永3年(1396年)に、真頂院の第一世秀善和尚が信州諏訪大社より勧請したとされる。
神仏分離以前の470年間、真頂院が別当職を務めた。
御神徳は家内安全・健康長寿・交通安全などがあります。
通称「おふじさん」と言われている十条富士神社。
かつてより富士信仰に基づく祭事を行ってきた十条富士塚は
北区の指定有形民俗文化財になっています。
十条銀座から少し外れた閑静な住宅地にあり、荘厳な雰囲気があります。
階段を登った先には小さな社があります
清水坂公園の八幡山を上った先にある若宮八幡神社は誉田別命(ほむたわけのみこと)という文武の神を祀っている神社です。
神社そのものに派手さはなく小さいものの手入れが行き届いており、十条駅からのアクセスは良好です。
ひっそりとたたずむ鳥居。奥には大黒天、恵比寿様もご鎮座している。
環状七号線沿いにある神社。
中十条三丁目に鎮座し、祭神は建速須佐之男尊。寛政八年六月の創建と伝えられている。境内五十四坪、毎年七月十五日が祭日で、境内に樹齢三百余年を重ねた老杉があり古くから天王の一本杉と呼ばれたという。(「北区史」参照)
環状七号線沿いにある神社です。
創建は不明ですが、かつては王子第三小学校にあり環状七号線新設に伴い移転したといいます。小規模な神社ですが立派な狛犬と神社のご由緒を刻んだ石碑があります。
境内は狭いものの奥には立派な狛犬が
富士見銀座商店街のはずれの住宅地にある小さな神社でお神輿の保管庫が1つあります。
都内随一の初詣スポットとして有名な赤坂の日枝神社(山王日枝神社)とのつながりは
ないようで、紀元2600年(!)記念植樹での月桂樹が植樹されています
奥には神輿の保管庫がある
月桂樹の植樹の碑
平安後期の武将、源義家命(みなもとのいえのみこと)八幡太郎、義家公の次弟の源義綱命(みなもとのよしつなのみこと)加茂次郎、源義光命(みなもとのよしみつのみこと)新羅三郎が祀られており、勝ち運 病気平癒 開運厄除 騎馬上達(交通安全) 武芸(スポーツ)上達 立身出世(就職 昇進) 事業繁栄 魔除け 心願成就などに御神徳がある。
参道と鳥居。神社の敷地にはお神輿の保管倉庫もあります。
かつては無量寺の高台、旧古河庭園にあった七社神社。
現在の社地に移ったのは神仏分離以後で樹齢千年以上の杉があったここは明神宮の敷地で
「一本杉明神宮」と呼ばれていました。
境内には桜をかたどった絵馬や「さくらみくじ」という開運みくじがあり(ちょっと高めの200円)があり6色の色の桜の小判が入っており出てきた色で占います。
立ち寄った際に運だめしをしてみてはいかがでしょうか。
緑に囲まれたお社
さくらみくじ